SYMPTOMS症状から考えられる疾患

便秘について

便秘とは医学的に「本来排泄すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便・硬便、排便回数の減少や、糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、残便感、直腸肛門の閉塞感、排便困難感を認める状態」と便通異常症診療ガイドライン2023では定義されています。
少し難しく記載されていますが、普段、便がでていてもでていなくても、便の回数が減ることで便を出すときに強くいきまないといけない状態は便秘ということになります。
一般的な排便頻度は1週間に3-7回というのが平均的です。ただガイドラインでは便秘の定期は回数ではなく、患者様ごとに普段の排便回数から判断するものということになります。

診察が必要な症状

これらの症状は危険が潜んでいる可能があります。
少しでもご不安がある方は受診してください。

  • 排便するのが苦しい
  • 便が固くて痛い
  • 排便のあとにも残便感、膨満感がある
  • 下剤をずっと飲んでいる

便秘とはまず一次性、二次性に分けられます。
・一次性:腸の運動や機能に問題がある
・二次性:薬剤や疾患が関連しているもの

一次性は「機能性便秘症」「非狭窄性器質性便秘症」、
二次性は「薬剤性便秘症」「症候性便秘症」「狭窄性器質性便秘症」に分けられます。
これらの詳細を書くと、混乱されますので改めて記載させていただきます。

便秘が考えられる疾患

などが考えられます。
疾患により取り返しのつかないものもありますので、すぐの受診をお勧めいたします。
当院では当日中に、胃カメラ、エコー検査だけでなく採血も可能ですので、患者様の負担を少なくしています。

当院は経験豊富な院長が診察、検査を一貫して行います。
各種検査にて異常を発見することも大切ですが、異常がないことを確認しておくことも大切です。
少しでも気になる方はお気軽に受診ください。
当院は患者様の体調管理のアドバイザーとしてお力になれますと幸いです。

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