当クリニックでは、新型コロナウイルスのワクチン接種にも対応しています。

吹田市の高齢者専用の制度アリ!?

65歳以上もしくは、60歳以上65歳未満(心臓、腎臓、呼吸器などの疾患で身体障害1級に認定されている)の吹田市にお住まいの方で、予診票を有する方は、負担額なく受けることができます。

【参考URL】
吹田市公式ウェブサイト「高齢者新型コロナワクチン定期接種について」

新型コロナウイルスの基本知識

いわゆる風邪の原因となるウイルスの一種に含まれます。

その中でも、重度の肺炎を引き起こすものが“新型コロナウイルス”と言われています。

ご存じの方も多いかと思いますが、2002年に流行した重症呼吸器症候群(SARS)、2012年に流行した中東呼吸症候群(MERS)もこれらに該当します。

2019年から現在にかけて流行している「SARS-CoV-2」もコロナの一種で、ウイルスが増殖する過程で変異を繰り返し、発生したと考えられています。

変異の流れ

変異の経緯は「従来株⇒アルファ株⇒デルタ株」で流行しました。現在は「オミクロン株」が主流となっています。

オミクロン株は、BA.1/BA.2/BA.5など様々ですが、現在流行中なのはJN.1と言われており、BA.2の亜系です。

また、2024年の夏からは、KP.2/3というのが増え始めているようです。

重症化のケース

重症化する項目は、いくつかあります。(※1)

  • 65歳以上
  • 肥満(BMI30以上)
  • 喫煙歴あり
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 慢性肺疾患
  • 心臓疾患
  • 脳梗塞・脳出血の既往歴
  • HIV
  • ステロイド内服中
  • 妊婦

これらに該当、または自分の周りにおられる方は、ワクチン接種をご検討された方がいいでしょう。

先に予防しておくことは、自分だけでなく、自分の大切な方を守る方法です。

新型コロナウイルスの感染予防

予防するには、基本的な感染対策が必要になります。

いわゆるマスク/手洗い/ワクチン接種、などが挙げられます。

マスクを着用することで、どれくらい感染リスクが低減できる?

マスク着用と非着用の方で、感染リスクは0.84倍低下するといった研究結果があります。また、その観察期間を2週間にまで伸ばすと、0.76倍にまでさらに低下します。(※2)

マスクをすることで感染を予防できるといった情報は、感染が流行している時期に、全世界の人がマスクを着用している状況は、とてもインパクトのある映像でした。

それまで、日本では冬のインフルエンザ流行の時期にマスクをする習慣がありました。

しかし海外では、マスクをするといった習慣はなく、マスクを付けていると「自分は風邪や感染症を持っている!」と公言しているようなものだ、といった認識がありました。

これはつまり、マスクに対する認識が、感染予防ではなく、自分が感染を広げないようにするためのものだったと思われます。

ワクチンを接種した方が良いのか?

新型コロナワクチンにおける有効性から説明します。現在、日本で承認されているのは7種類あります。

  • コミナティー(6ヶ月~4歳児用、5~11歳児用、12歳児以上用)
  • ファイザー
  • スパイクバット
  • モデルナ
  • ダイチロナ 第一三共
  • コスタイベ 明治製菓
  • ヌバキソビット 武田薬品

これら全て「オミクロン株」のJN.1系統で、そのほとんどがRNAワクチンで、最後のヌバキソビッドのみ組み換えコロナワクチンとなっています。

その効果に関してですが、国内の報告では、60歳以上における入院予防効果が44.7%あるとされています。(※3)

一方、副作用として、接種部位の痛みや発熱、筋肉や関節の痛み、寒気や消化器症状(主に下痢)が現れることがありますが、大体のケースで、数日程度が症状のピーク、その後改善に向かいます。

副作用は免疫反応の一種で正常な反応ともいえますが、過剰に反応するものもあります。その場合、高熱が出てしまうことがあるので、解熱剤で経過を診ていく必要があります。

かかった場合、職場・学校復帰までにかかる日数は?

発症の2日前から発症してから7~10日目までウイルスの発症が確認されています。(※4)

外出は、発症してから5日間は控えてもらうのがよいと考えられます。

学校保健安全法施行規則では、「発症後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまで」を登校停止の期間としています。

治療薬には、どういったものがあるの?

経口薬でラゲブリオカプセル/パキロビッドパック/ゾコーバがあります。

これらの新型コロナウイルス感染症治療薬は、高齢者・肥満・基礎疾患のある方が対象となります。

若くて基礎疾患のない方は、解熱剤や咳止めなどを処方し、家で安静にするケースがほとんどです。