当クリニックでは、発熱外来の受診についても対応しています。

発熱外来って何℃以上から対象!?

そもそも“発熱”って一体何℃からなのか分かりませんよね…

長いあいだ微熱が続いたり、明らかにしんどくなる38℃付近だったり、あまりにも身近過ぎて、ピンと来ない人が大半なのではないでしょうか。

まず、日本の感染症法において「37.5℃以上を発熱」「38℃以上を高熱」と定義されています。また、学術的(参照:ハリソン内科学)には「午前中の体温が37.2℃以上、午後以降の体温が37.7℃以上を発熱」と定義されていたりします。(※1・2)

なので、「37.5℃前後」を目安に“発熱”と認識すると良いでしょう。ちなみに、「37.5℃未満」であろうと油断せず、何か普段と違う症状が出ている場合は、当クリニックにご相談ください。

発熱外来とは

発熱外来とは、熱が出て、風邪みたいな症状が出ている方専用の外来診療です。

2020年以降、蔓延している様々なウイルスは、感染力が強力だったり、まだ治療法が確立されていなかったりと、社会全体で非常にセンシティブな問題へと移り変わりました。

早めにリスクを回避するためだったり、家族や友人、職場や学校に迷惑をかけないためにも、「発熱したら、とりあえず診察してもらう」といった風潮が年々高まっています。

そんな中、これまで発熱外来の診療科といえば「内科」「耳鼻科」「小児科」が一般的でしたが、そういったクリニックよりも設備が充実している当院でも何とか受け入れられるようにできないかと考え、体制を整備した次第です。

子どもの対応

当クリニックでは、10才以上(小学校高学年あたり)のお子様にも、受診対応しております。

行きつけや最寄りの「小児科」が、休みや混んでてお困りでしたら、ぜひ当院をご活用ください。

※偽陰性の判定が出てしまうことのある「唾液検査」よりも、精度の高い「鼻の検査」を採用しているため、“鼻グリグリ”されても平気になってくる10才以上を基準年齢としています。なので、親御様のご判断で“鼻グリグリ”でも大丈夫そうであれば、10才未満のお子様でも、お越し頂いて大丈夫です。

発熱外来の受診を検討したほうがいい方

以下の症状に当てはまる方(複数含む)は、受診を検討してください!

  • 37.5℃以上の発熱
  • 37.0℃以上の微熱が続いている
  • 呼吸しにくい(鼻・口)
  • 鼻水、鼻詰まり
  • 咳、痰、喉の痛み
  • 嘔吐、下痢
  • 嗅覚または味覚障害
  • 血圧が明らかに低い
  • 意識が良くない、頭がボーッとする
  • 悪寒がする、体の震えが止まらない
  • 体が怠い、倦怠感が強い
  • 食欲が出ない、気持ち悪い
  • 尿便が普段より辛く感じる

また、上記のような症状に加えて、下記のような人は、特に注意が必要です!

  • 60才以上
  • 自分と近しい存在・場所で何かしらのウイルスが流行っている
  • 直近で海外渡航歴アリ(特に感染症流行地域からの帰国または接触者)
  • 免疫抑制状態にある/ガン治療を行っている(免疫抑制療法中、白血病などの血液腫瘍、好中球減少症、HIV感染症、脾摘後患者など)
  • 慢性疾患を有している(慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病、虚血性心疾患、慢性腎不全、肝硬変、進行性悪性腫瘍、嚥下機能障害など)
  • 体内に医療機器を留置している(末梢静脈カテーテル、中心静脈カテーテル、膀胱留置カテーテル、人工心臓弁、ペースメーカー、人工関節、脳室腹腔シャント(VPシャント)など)

発熱外来の検査内容

それでは、当クリニックの発熱外来の中身をご案内します。

最先端の設備を導入しているため、スピード&精度が◎

FUJIFILM「富士ドライケム IMMUNO AG2」

FUJIFILM社の『富士ドライケム IMMUNO AG2』という装置で検査を行います。(※3)

いまの最先端テクノロジーが組み込まれており、検査のスピード&精度ともに最高クラスです。

すべての診療時間(土日含む)で受付可能

当クリニックの営業時間内であれば、いつでも診療可能です!

また当院は、隔週で土日も開院しておりますので、平日が難しい場合は、休日をご活用ください。

ウイルス感染にもバッチリ対応

発熱は当然、インフルエンザやコロナといったウイルス感染の可能性が考えられます。

もしその疑いが検査によって明確になった場合は、従来の治療に加え、患者さんの状態によっては、専門の高度医療機関へお繋ぎすることもあります。

費用

診察代/検査代/処方箋代など、すべて含めて下記の費用が目安となります。

抗原検査
大人 3割負担2,500~3,500円
子供 子供受給者証 500円

※上記費用とは別に、初診料がかかります。
※診断書の発行をご希望される場合は、別途費用が発生します。