私が、職場環境を築いていくにあたり、大切にしていることが二つあります。
まず１つ目は「教育」です。
私は、これまでの経験の中で、「教育」が人に与える影響の大きさを、多くの場面で実感してきました。どのような職場で、どのような教育を受けるか、これがその人の人生を左右すると言っても過言ではありません。私はクリニックを開院するにあたり、「教育」がとても重要と考え、教育こそ自分の使命と考えております。

当院は、内視鏡や外科的処置の介助を行なったことがない方でも、私が言語化したものをスタッフと共有し、意見交換しさらに良いものを作り上げていける環境を整えています。
また、「教育をする」と聞くと教育する人が上、教育される人が下という考えの方が多いかと思います。 しかし、私が考える教育とはあくまでも同じ立場でお互いに学べる部分を見つけ、それを常に吸収することだと考えています。「周りに教えてもらい、自分を育む」ことこそが私の考える教育です。

二つ目の大切にしていることは「人間性」です。
これからの世界では、A Iに仕事が取って代わると言われています。A Iと競うのではなく、AIが得意な仕事は任せて、我々人間にしかできないことを伸ばせば良いのではないかと考えています。我々にしかできないことは「相手の感情を感じ取り、寄り添うこと」ではないでしょうか。A Iは問題を解決することは可能ですが、感情に寄り添うことはできません。他人に寄り添うことができる高い「人間性」があることで、人から尊敬され、自分自身を好きになれると思っています。
人から見られている、自分の行動が誰かに影響を与えていることを常に意識することで、一挙手一投足に意識が届き、高い「人間性」ができるのではないでしょうか。

仕事をする上で大切なのは自分が自分を誇れるか、他人を尊敬できるか、他人から尊敬されるかということ。この３点を満たすためには「教育」「人間性」が重要と考えております。 当院で働く看護師さん、看護助手さん、事務員さんは全員、当院という「家」で共に過ごす「家族」と考えております。家族と共にクリニックを成長させ、それにより家族が成長することを強く望んでいます。
当院は「教育」「人間性」の二つの軸でスタッフが成長できる職場です。正しい教育、正しい人間性のもと、成長すると、患者様の疾患を治すのみではなく、精神面をケアすることができます。その結果、スタッフ全員が、患者様にとってかけがえのない存在になってもらうことが、私にとっても最も嬉しいことです。

是非、私たちと共に成長し、人から必要とされる職場で一緒に働きませんか？

牛嶋　北斗